大正町
たいしようちよう
面積:一九九・五一平方キロ
幡多郡北東部、四万十川上流(仁井田川)の山間部に位置する。仁井田川が東から西へ蛇行し、これに北ノ川で相去川が北から、打井川で打井川が南から、轟崎で葛籠川が南からそれぞれ流れ込み、田野々で檮原川が北から合流して四万十川となり西流する。平地は主として仁井田川沿いの河成段丘上にあり、林野率は九一・五パーセント(うち国有林三七パーセント)を占め、田野々に営林署がある。耕地率は一・六パーセントにすぎない。杉・檜・栂などの用材生産が主であるが椎茸の栽培も盛んで、ほかに栗・茶の生産の向上が図られており、鮎が名産。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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