宇筒原村(読み)うとうばらむら

日本歴史地名大系 「宇筒原村」の解説

宇筒原村
うとうばらむら

[現在地名]大多喜町宇筒原

百鉾もふく村の南、平沢ひらさわ村の北、西畑にしはた川の支流平沢川右岸に位置する。もと板屋いたや村枝郷で、寛延四年(一七五一)に独立村になるが(天保七年「御尋之ケ条御答書」板屋区有文書)、天保郷帳では板屋村枝郷とする。文禄三年(一五九四)二月と推定されるう多う原之村坪入地詰帳(宇筒原区有文書)の一部が残る。寛永一二年(一六三五)検地帳(同文書)では田一町七反余・畑四町六反余(うち茶畑一町三反余)で、名請人一一、屋敷地九筆で名請人九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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