宇野円三郎(読み)うの えんざぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宇野円三郎」の解説

宇野円三郎 うの-えんざぶろう

1834-1911 明治時代の治水家。
天保(てんぽう)5年5月21日生まれ。備前和気郡福田村(岡山県備前市)の庄屋。維新後,和気郡書記などとなる。県の治山治水事業の指導にあたり,明治15年県令に治水建言書を提出。翌年わが国初の砂防法である岡山県砂防工事施行規則が制定された。明治44年7月20日死去。78歳。号は栞山(かんざん)。著作に「治水植林本源論」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android