守り上ぐ(読み)まもりあぐ

精選版 日本国語大辞典 「守り上ぐ」の意味・読み・例文・類語

まもり‐あ・ぐ【守上】

  1. 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙 目をはなさないで見上げる。見つめたまま視線を上げていく。見上げる。
    1. [初出の実例]「もろびとも 動かぬきしに まもりあげて 沈むみくづの はてはては〈藤原兼家〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)雑下・五七四)

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