安らけし(読み)ヤスラケシ

デジタル大辞泉 「安らけし」の意味・読み・例文・類語

やすら‐け・し【安らけし】

[形ク]穏やかである。
「平らけく―・く護り奉る」〈祝詞大殿祭

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関連語 実例 彼処 初出

精選版 日本国語大辞典 「安らけし」の意味・読み・例文・類語

やすら‐け・し【安けし】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「けし」は接尾語 ) 平安である。平穏無事である。安らかである。
    1. [初出の実例]「彼処(そこ)に、復安楽(ヤスラケシ)(〈別訓〉やすらかにたのし)と雖も、猶、郷(くに)を憶(おも)ふ情(みこころ)(ま)す」(出典日本書紀(720)神代下(兼方本訓))

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