大殿祭(読み)オオトノホガイ

デジタル大辞泉 「大殿祭」の意味・読み・例文・類語

おおとの‐ほがい〔おほとのほがひ〕【大殿祭】

《古くは「おおとのほかい」》宮殿災害のないように、祈り鎮める儀式神今食じんこんじき新嘗祭しんじょうさい大嘗祭だいじょうさい前後、または皇居移転などののちに行われた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大殿祭」の意味・読み・例文・類語

おおとの‐ほがい おほとのほがひ【大殿祭】

〘名〙 宮殿に災異のないように祈り鎮む儀式。神今食(じんごんじき)新嘗祭(にいなめさい)大嘗祭(だいじょうさい)の前後、または皇居の遷移、斎宮、斎院卜定の後等に、屋船久久遅命(やぶねくくちのみこと)、屋船豊宇気姫命(やぶねとようけひめのみこと)をまつって行なう。〔延喜式(927)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android