安定帯価格(読み)あんていたいかかく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「安定帯価格」の意味・わかりやすい解説

安定帯価格
あんていたいかかく

ある商品価格が,あまり変動しないように一定の幅を設け,その範囲内に落ち着かせようとする価格支持制度をいう。たとえば生糸に最低と最高の価格を設け,生糸の価格が最低より下がると政府が買いに出て引上げ,最高価格より上がると政府は手持ち生糸を放出して価格を下げる。現在日本では生糸のほか豚肉などについても価格安定操作が行われている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む