安宝(読み)あんぽう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安宝」の解説

安宝 あんぽう

?-? 平安時代前期の僧。
斉衡(さいこう)3年(856)から貞観(じょうがん)8年にかけて近江(おうみ)(滋賀県)愛智郡(えちぐん)大国郷土地をかいあつめ,東大寺領愛智荘(のちの大国荘)の基礎をつくる。貞観18年「近江国愛智荘定文」をまとめた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android