コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

大国荘 おおぐにのしょう

百科事典マイペディアの解説

大国荘【おおぐにのしょう】

伊勢国飯野(いいの)・多気(たけ)両郡にあった荘園で,現三重県多気(たき)町弟国(おうぐに)を中心とする地域。812年桓武(かんむ)天皇の皇女故布施(ふせ)内親王の家領であった185町余が嵯峨(さが)天皇により京都東寺に施入されて成立。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

おおぐにのしょう【大国荘】

伊勢国飯野・多気両郡にあった荘園。現,三重県多気郡多気町弟国を中心とする地域。812年(弘仁3)桓武天皇皇女故布施内親王の墾田185町余が嵯峨天皇より東寺へ施入されて成立。平安~南北朝期までは東寺長者渡領,1343年(興国4∥康永2)時の長者賢俊より東寺供僧・学衆方へ寄進され,供僧・学衆方領となる。835年(承和2)荘内の散在公田と川合荘田と交換,一円化がはかられ,832年(天長9),856年(斉衡3),飯野郡の浪人が施入され,荘官も坂田川成・同良成の名がみえるなど,荘支配体制が整えられた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

大国荘の関連キーワード川合・大国荘布勢内親王多気[町]依知秦浄男伊勢神宮愛智荘伊勢国七条院愛洲氏雑掌地子公文田堵散田預所安宝郡司

今日のキーワード

処暑

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の7月中 (7月後半) のことで,太陽の黄経が 150°に達した日 (太陽暦の8月 23日か 24日) に始り,白露 (9月8日か9日) の前日までの約 15日間であ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android