安尊(読み)あんそん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安尊」の解説

安尊 あんそん

?-? 平安時代中期-後期の僧。
筑前(ちくぜん)(福岡県)の内山(有智山)寺にすみ,法を説かず経もよまず磬(けい)もならさず,昼は博奕(ばくち)に興じ,夜間座禅をした。外面は破廉恥にみえたが,内に慈悲の心をもち,安尊如来とよばれたという。応徳(1084-87)の末ごろ死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む