デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安尊」の解説 安尊 あんそん ?-? 平安時代中期-後期の僧。筑前(ちくぜん)(福岡県)の内山(有智山)寺にすみ,法を説かず経もよまず磬(けい)もならさず,昼は博奕(ばくち)に興じ,夜間に座禅をした。外面は破廉恥にみえたが,内に慈悲の心をもち,安尊如来とよばれたという。応徳(1084-87)の末ごろ死去。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例