安徳台遺跡群(読み)あんとくだいいせきぐん

日本歴史地名大系 「安徳台遺跡群」の解説

安徳台遺跡群
あんとくだいいせきぐん

[現在地名]那珂川町安徳

那珂川東岸の比高三〇メートルほどの独立丘陵上にある弥生―室町時代の遺跡。一括埋納された銅矛一二本が明治時代に発見された安徳原田あんとくはらだ遺跡は、丘陵の北側低地付近である。平成一一年(一九九九)から確認調査が行われ、弥生時代の竪穴住居跡一〇〇軒以上、弥生中期末の首長層の墳墓が見つかっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android