安念精一(読み)アンネン セイイチ

20世紀日本人名事典 「安念精一」の解説

安念 精一
アンネン セイイチ

大正・昭和期の銀行家 安田銀行社長。



生年
明治20(1887)年

没年
昭和47(1972)年2月5日

出生地
富山県

学歴〔年〕
早稲田大学〔明治42年〕卒

経歴
中越銀行常務代議士の安念次左衛門の長男。明治42年安田銀行に入行、審査、調査、考査各課長、名古屋支店長、小舟町支店長を経て取締役営業部長、常務、専務、副社長となり、昭和20年9月社長となった。その間、安田保善社理事、安田信託社長、大垣共立銀行取締役、東洋汽船監査役などを兼務。安田系事業再建期の最高責任者となったが、21年公職追放で、すべてを辞任した。その後、安田不動産取締役、横河電機製作所監査役などを務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安念精一」の解説

安念精一 あんねん-せいいち

1887-1972 大正-昭和時代の経営者
明治20年3月生まれ。安田銀行にはいり,名古屋支店長,営業部長,常務などを歴任。昭和20年社長となり,安田系事業の最高責任者となるが,翌年公職追放により辞任した。昭和47年2月5日死去。84歳。富山県出身。早大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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