安蘇郷(読み)あそごう

日本歴史地名大系 「安蘇郷」の解説

安蘇郷
あそごう

和名抄」東急本には「安蘓」、高山寺本には「安蘇」とある。郡名と同名の郷であるが、「万葉集」巻一四に「上毛野安蘇の真麻群かき抱き寝れど飽かぬを何どか吾がせむ」という歌があるように、麻を産することに由来する郡・郷名であろう。一般に中世には阿曾沼あそぬま郷とよばれた現佐野市浅沼あさぬま町を遺称地とし、同地を含む一帯に比定している。ことに唐沢からさわ山と三毳みかも山に続く佐野市東部は、佐野工業団地内さのこうぎようだんちない遺跡・堀米ほりごめ遺跡などの奈良―平安期の集落遺跡や、鶴舞つるまい窯跡・八幡はちまん窯跡群・町谷まちや窯跡群などの窯跡が数多く検出されている遺跡分布の濃い地域である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

3月から 5月頃に発生する雷。寒冷前線の通過時に発生する界雷で,この雷雨はよくひょう(雹)を伴う。春の到来を伝える雷ともいわれる。雷鳴に驚き冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」...

春雷の用語解説を読む