鶴舞（読み）つるまい

精選版 日本国語大辞典

つるまい つるまひ【鶴舞】

雅楽の曲名。

[一] 高麗楽「こんろんはっせん（崑崙八仙）」の異名。

※教訓抄（1233）五「八仙 三五要略号_二鶴(ツル)舞_一」

[二] 高麗楽「つうしよろき（都鬱志与呂岐）」の異名。

※教訓抄（1233）五「都志 又鶴舞(ツルマイ)謂之」

出典　精選版 日本国語大辞典

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

鶴舞
つるまい

千葉県中部，市原市南東部の地区。房総丘陵北端の農村地帯。かつては井上氏6万石の城下町であった。現在城址は桜の名所として知られる鶴舞公園となっている。房総の軽井沢とも呼ばれ，笠森鶴舞県立自然公園の中心をなす。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

普及版 字通

【鶴舞】かくぶ

鶴が舞う。

字通「鶴」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」

世界大百科事典（旧版）内の鶴舞の言及

【市原[市]】より

…この地域は古くは上総文化の中心地であり，市役所付近に上総国府跡があり，市内にはほかに上総国分寺跡(史)，飯香八幡宮本殿，西願寺阿弥陀堂(ともに重要文化財)がある。養老川上流の鶴舞は桜の名所で，水源地付近は渓谷美を誇り，養老渓谷奥清澄県立自然公園に指定されている。下流の山倉ダムは工業用水源であり，湖畔は県立こどもの国になっている。…

※「鶴舞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」