安賀村(読み)やすがむら

日本歴史地名大系 「安賀村」の解説

安賀村
やすがむら

[現在地名]波賀町安賀

現波賀町の南部中央、引原ひきはら川とその支流斉木さいき川との合流点南側に位置する。慶長国絵図に村名がみえるが、位置的には引原川下流にある「安田村」付近が妥当と思われる。初め姫路藩領、慶長一八年(一六一三)備前岡山藩領(「寛政重修諸家譜」など)、元和元年(一六一五)山崎藩領(「寛文朱印留」など)、延宝七年(一六七九)幕府領(「本多家譜」東京大学史料編纂所蔵など)、延享三年(一七四六)上野館林藩領、宝暦二年(一七五二)幕府領(波賀町誌)、明和六年(一七六九)尼崎藩領、文政一一年(一八二八)幕府領となり幕末に至る(岡本家文書・旧高旧領取調帳など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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