日本歴史地名大系 「波賀町」の解説 波賀町はがちよう 兵庫県:宍粟郡波賀町面積:一六一・三〇平方キロ宍粟郡の北端に位置し、北西は鳥取県八頭(やず)郡若桜(わかさ)町、北東は養父(やぶ)郡大屋(おおや)町、東は一宮(いちのみや)町、南は山崎(やまさき)町、西は千種(ちくさ)町に接する。山間の町で面積の約九割を山地が占めている。町域の中央を揖保(いぼ)川の支流引原(ひきはら)川が南流する。町名は「播磨国風土記」宍禾郡雲箇(うるか)里の条にみえる波加(はか)村に由来する。同書によると、国争いの際、天日槍命がこの地に先に着き、遅れた伊和大神が「度(はか)らないのに(思いがけなくも)先着していたのだな」と怪しんだことから、波加村の名が付いたという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by