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安邑 あんゆう

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

安邑
あんゆう

中国、山西(さんせい/シャンシー)省の南西端部、黄河(こうが/ホワンホー)が大きく湾曲する部分にあたる旧地名。1958年に運城(うんじょう/ユンチョン)県が新設、同県に属する。秦(しん)代に安邑県が置かれたが、これは現在の運城県とその北の夏(か)県にまたがる地域である。夏王朝の禹(う)が都したと伝えられ、また戦国初期の魏(ぎ)の都であった安邑は夏県の近くである。北魏の時代、南北安邑の2県に分かれ、これが現在の運城県と夏県に相当する。運城県南の斛池(こくち)は古代から著名な塩の産地である。[春日井明]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内の安邑の言及

【運城】より

…中条山脈北側にあり,同蒲鉄道(大同~孟塬)に沿う。1958年安邑,解虞両県を合併して運城県が設置され,83年市制施行。安邑は隋代に南安邑県を改めて設け,県治は運城北東の安邑城にあり,虞州,安邑郡の治所となったこともある。…

【山西[省]】より

…降水量も北から南へ行くに従い平均年330~600mmと増加し,夏季の降水量は全年の60%以上を占める。
[歴史]
 本省の南部,汾河の下流域は旧石器時代にさかのぼり,中国最古の文化が発達したところのひとつであり,夏王朝の都は安邑(あんゆう)(現,夏県)にあったと伝えられる。周の初めにこの地方から起こった晋は全省を平定し,春秋時代には全盛期を迎えたが,戦国時代になると韓・魏・趙の3国(三晋という)に分かれた。…

※「安邑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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