宗敦寺（読み）そうとんじ

日本歴史地名大系 「宗敦寺」の解説

宗敦寺
そうとんじ

[現在地名]付知町 寺の下

寺の下（てらのした）にあり、禅徳山と号し臨済宗妙心寺派。本尊大日如来。開山は魏海宗活で、魏海は田瀬（たせ）村（現福岡町）の出身で、苗木（なえぎ）（現中津川市）の雲林（うんりん）寺で修行し、寛文二年（一六六二）田瀬村に桃岳山曹源（そうげん）寺を建立。さらに付知村庄屋田口忠左衛門慶寛に呼びかけた。慶寛は由緒ある林泉庵の故地に、土地九町七反と、大谷谷隠小屋に水源林四ヵ所三町五反、槙ヶ平井根太林一反九畝、耕地六反歩、大山谷の水一〇分の一を添えて寄進した。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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