宗高尾(読み)むねたかお

日本歴史地名大系 「宗高尾」の解説

宗高尾
むねたかお

上平良かみへら宮内の境にあり、戦国時代の城跡がある。嶺高みねたか・峰高などとも書かれる。地名は、鎌倉時代中期に成立した安芸国衙領注進状(田所文書)の「一宮神官恪勤免四丁」のうちに、「宗高一丁」とみえる。大永四年(一五二四)一〇月二八日付の友田興藤感状(「芸備郡中士筋者書出」所収山田治右衛門所伝文書)に「去六月朔日従大野陣嶺高陣」とあり、この年六月に桜尾さくらお城をめぐる友田興藤と大内氏との攻防戦に際し、友田氏の家臣糸河平左衛門尉が寄陣している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 宅地造成

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む