廿日市町(読み)はつかいちちよう

日本歴史地名大系 「廿日市町」の解説

廿日市町
はつかいちちよう

面積:四七・〇一平方キロ

佐伯郡の沿岸部中央で厳島の北方対岸に位置する。東は五日市いつかいち町、北は湯来ゆき町および佐伯さいき町、西は大野おおの町に接し、広島市より西へ約一〇キロの近郊都市。南は瀬戸内海に面して開けるが、極楽寺ごくらくじ山・野貝原のがいばら山・烏帽子えぼし山の山系によって三方を囲まれ、地勢はおおむね西へ漸高する。町の中心は佐方さがた川・可愛かわい川・御手洗みたらい川のつくる沖積平野干潟の埋立地で、沿岸部を国道二号と西広島バイパスが平行して通り、国鉄新幹線・山陽本線、広島電鉄宮島線が並走する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報