日本歴史地名大系 「佐伯郡」の解説
佐伯郡
さえきぐん
県の西端にあり、北は島根県および山県郡、東は広島市に接し、南は瀬戸内海を望み、西は山口県、沿岸部西端は旧郡内であった大竹市に接する。北部は標高九〇〇メートル以上の
郡名は、「日本書紀」景行天皇五一年八月四日条に「是今、播磨・讃岐・伊予・安芸・阿波、凡て五国の佐伯部の祖なり」とある「佐伯部」による。古代の郡域は、東は
〔原始〕
先土器時代の遺跡に吉和村の
古墳は、五日市・廿日市両町の丘陵部だけで三〇ヵ所以上が確認されるが、いずれも小規模。五日市町の
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報