定句(読み)ジョウク

デジタル大辞泉 「定句」の意味・読み・例文・類語

じょう‐く〔ヂヤウ‐〕【定句】

連歌で、型にはまった平凡でつまらない句。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「定句」の意味・読み・例文・類語

じょう‐くヂャウ‥【定句】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 連歌で、型にはまった平凡な句。
    1. [初出の実例]「連歌は前句の寄様にて定句なども玄妙になるべしとなり」(出典:ささめごと(1463‐64頃)下)
  3. 決まって口にする語句
    1. [初出の実例]「謹白参玄人光陰莫虚度といつも定句にをしなった人があるぞ」(出典:百丈清規抄(1462)二)

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