宝丹(読み)ホウタン

デジタル大辞泉 「宝丹」の意味・読み・例文・類語

ほう‐たん【宝丹】

江戸末期に売り出された、赤褐色の湿潤性粉末の気つけ薬

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精選版 日本国語大辞典 「宝丹」の意味・読み・例文・類語

ほう‐たん【宝丹】

  1. 〘 名詞 〙 文久二年(一八六二)江戸池の端の守田治兵衛店から売り出した、赤褐色の湿潤性粉末の気付け薬頭痛、はきけ、めまいなどに用いる。
    1. [初出の実例]「諸病に効あるを以て是を宝丹(ホウタン)と号す」(出典:新聞雑誌‐七号・報告・明治四年(1871)七月)

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