日本大百科全書(ニッポニカ) 「気つけ薬」の意味・わかりやすい解説 気つけ薬きつけぐすり 気絶したり気が遠くなったとき、意識を呼び覚ます医薬品の俗称。虚脱時にぶどう酒やブランデーなどを飲ませたり、失神時にアンモニアの蒸気を吸入させることが古くから行われているが、ショックの場合などには原因はいろいろあるので、医師の診断と処置を受けるのが先決である。ショックの治療には強心剤、副腎(ふくじん)皮質ホルモン、血圧を上昇させる昇圧剤などが用いられる。[幸保文治][参照項目] | 強心薬 | ショック 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例