デジタル大辞泉 「実にも」の意味・読み・例文・類語 げに‐も【▽実にも】 [副]いかにも。なるほど。やはり。「文をあけて見給へば、―女房の文とおぼしくて」〈平家・一一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「実にも」の意味・読み・例文・類語 げに【実に】 も ① 「げに②」を強めたいい方。その通りだ。もっともだ。[初出の実例]「いさめられて、げにもとや思はれけん、いそぎ物の具して、人をばかへし給ひけり」(出典:平家物語(13C前)九)② 「げに③」を強めたいい方。間違いなく。本当に。[初出の実例]「ふみをあけて見給へば、げにも女房のふみとおぼしくて」(出典:平家物語(13C前)一一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例