…近世城郭では天守を備えた中心の郭を本丸,その外側に隣接して城主の館邸の設けられた郭を二の丸,さらに外側の家臣屋敷などの並ぶ郭を三の丸と呼ぶのが普通で,その他の諸郭に西の丸などの方角,あるいは人名を冠した呼称が用いられる。中世城郭では本丸に相当する主郭を本城・実城(みじよう)・根城(ねじろ)・一の城などと呼び,副次的な郭を外城・二の城,あるいは誰某屋敷などと呼んだ。また主郭に対する位置から腰郭・袖郭・出郭,形態から帯郭・千畳敷,機能から捨郭・隠郭・水の手郭・武者溜(だまり)・横矢などの呼称がある。…
※「実城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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