実気(読み)じっき

精選版 日本国語大辞典 「実気」の意味・読み・例文・類語

じっ‐き【実気】

〘名〙
① ほんとうの気持。心からの誠意。親切心。
※浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)八「徳兵衛が実気(じッき)をも聞て」
② 気が満ちること。気を満たすこと。また、その満ちた気。
暦象新書(1798‐1802)中「実気疎密の異なるなり。其質密屈なるものは、実気加倍すれば重量も加倍し、実気折半すれば重量も折半す」 〔国語‐周語中〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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