デジタル大辞泉 「実目」の意味・読み・例文・類語 じち‐め【▽実目】 [形動][文][ナリ]《近世語》地味で実直なさま。まじめなさま。質実。「―ナ人」〈日葡〉「随分―な男を見立てて持て」〈浮・禁短気・五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「実目」の意味・読み・例文・類語 じち‐め【実目】 〘 形容動詞ナリ活用 〙 地味なさま。実直なさま。まじめ。質実。[初出の実例]「質とは実めにしてすなをなるを云」(出典:応永本論語抄(1420)雍也第六)「Iichimena(ジチメナ) ヒト」(出典:日葡辞書(1603‐04)) じつ‐め【実目】 〘 形容動詞ナリ活用 〙 =じちめ(実目)[初出の実例]「あどけなきところもあれば、じつめなるきゃくをつけて、ながくもよせ」(出典:評判記・吉原呼子鳥(1668)はつね) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例