実目(読み)ジチメ

デジタル大辞泉 「実目」の意味・読み・例文・類語

じち‐め【実目】

[形動][文][ナリ]近世語》地味で実直なさま。まじめなさま。質実。
「―ナ人」〈日葡
「随分―な男を見立てて持て」〈浮・禁短気・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 評判記 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「実目」の意味・読み・例文・類語

じち‐め【実目】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 地味なさま。実直なさま。まじめ。質実。
    1. [初出の実例]「質とは実めにしてすなをなるを云」(出典:応永本論語抄(1420)雍也第六)
    2. 「Iichimena(ジチメナ) ヒト」(出典日葡辞書(1603‐04))

じつ‐め【実目】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙じちめ(実目)
    1. [初出の実例]「あどけなきところもあれば、じつめなるきゃくをつけて、ながくもよせ」(出典:評判記・吉原呼子鳥(1668)はつね)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む