客作児(読み)つくのいびと

精選版 日本国語大辞典 「客作児」の意味・読み・例文・類語

つくのい‐びとつくのひ‥【客作児・客作人】

  1. 〘 名詞 〙 古代朝廷の諸官司に雇用されて労役に従った最下級の者。つくねひと
    1. [初出の実例]「客作児(つくのひひと)二人衣服料庸布六段〈二段夏料。四段冬料〉。庸綿八屯〈冬料〉」(出典延喜式(927)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android