客神社(読み)まろうどじんじや

日本歴史地名大系 「客神社」の解説

客神社
まろうどじんじや

[現在地名]岩国市大字関戸

祭神は天忍穂耳尊・天穂日命・天津彦根命など五男神三女神。旧村社。

「玖珂郡志」には「神体青石、厳島客人ノ宮勧請」とあり、安芸厳島(現広島県佐伯郡宮島町)の客神社を勧請したものと記す。続けて同書は「治承年中、安縄やすつな三郎兵衛ト云者、専遷宮造営ノコトヲ勤仕セシ由申伝、其後当社神主タリシ故、三郎兵衛宮ト云、祭九月十六日十七日也」とし、「十二月節分ノ夜、必厳島ヨリ鹿来ルコト今ニ絶ルコトナシ、奇異ノ事也、社領五斗二升五合、俗説ニ、禁裏ヨリ筑紫ヘノ使、病気ニテ当駅滞留セシガ、素袍烏帽子ニテ平人ニアラザル故、社殿ノ傍ニ固屋ヲ掛保養セシガ、終ニ卒ス、是ヲ神ニ祭ルト云、此説混乱シテ飛脚明神ト云、甚非ナリ」とも述べる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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