客車便(読み)キャクシャビン

デジタル大辞泉 「客車便」の意味・読み・例文・類語

きゃくしゃ‐びん【客車便】

旅客列車で小荷物を輸送すること。また、その小荷物

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精選版 日本国語大辞典 「客車便」の意味・読み・例文・類語

きゃくしゃ‐びん【客車便】

  1. 〘 名詞 〙 旅客列車で輸送する荷物。小荷物。
    1. [初出の実例]「京都の松茸を客車便で取り寄せて」(出典:煙管(1953)〈阿川弘之〉)

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世界大百科事典(旧版)内の客車便の言及

【鉄道荷物】より

…小荷物は手荷物以外の一般荷物で,1個の重さ30kg以内となっていた。鉄道荷物は一般に客車便と呼ばれ,古くは旅客列車に連結された荷物車により輸送がなされたが,その後は荷物専用列車などによるものが多くなり,また大都市周辺ではトラック輸送によるものも多かった。近年いわゆる宅配便の増加に伴い,鉄道荷物の営業はJR各社では一般的には廃止され,一部の特急列車を利用して書類・原稿・機械部品などを輸送するブルートレイン便,レールゴー・サービス,ひかり直行便が特定の区間に限り取り扱われている。…

※「客車便」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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