デジタル大辞泉 「宣らす」の意味・読み・例文・類語 のら◦す【▽宣らす/▽告らす】 [連語]《動詞「の(宣)る」の未然形+上代の尊敬の助動詞「す」》おおせになる。おっしゃる。「あらたまの年の経ぬれば今しはとゆめよ我が背子せこ我が名―◦すな」〈万・五九〇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「宣らす」の意味・読み・例文・類語 のら‐・す【宣す・告す】 〘 連語 〙 ( 動詞「のる(宣)」に上代の尊敬の助動詞「す」の付いたもの ) おっしゃる。仰せられる。[初出の実例]「みさごゐる磯廻(いそみ)に生ふる名乗藻(そ)の名は告志(のらシ)てよ親は知るとも」(出典:万葉集(8C後)三・三六二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例