室市(読み)むろいち

日本歴史地名大系 「室市」の解説

室市
むろいち

[現在地名]布野村横谷

赤名あかな峠の備後国側の登り口に位置する小集落。享保七年(一七二二)写の三次郡覚書(広島大学蔵)によると、雲石路沿いに長さ六七間、家数一四軒とあり、この家数は近世を通じてほとんど変わっていない。宝暦三年(一七五三)の横谷村万書出帳(長岡家文書)にも家数一〇とあり、南の備後国布野宿と赤名峠を隔てた北の出雲国赤名宿(現島根県飯石郡赤来町)との中間に位置し「左右共高山引交り、どちらへも坂道至難所多く、夫ゆへ石州御用其外諸家中様御通行之砌ハ御休所ニ付」(同万書出帳)、藩からの補助を得て布野宿の補佐的な役割を果していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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