宮口古窯跡群(読み)みやぐちこようせきぐん

日本歴史地名大系 「宮口古窯跡群」の解説

宮口古窯跡群
みやぐちこようせきぐん

[現在地名]浜北市宮口・尾野

三方原台地北部の東縁に発達している河岸段丘の斜面に営まれた平安時代の古窯跡群。大屋敷(おおやしき)・吉名(よしな)・譲栄(じようえい)・土取(つつとり)・梔池(くちなしいけ)の五支群などからなる。窯跡の存在は古くから知られていたらしいが、昭和三四年(一九五九)に吉名古窯跡が発掘調査され、同時に窯跡の分布調査も行われた。窯跡は南北二・一キロの間に、大屋敷から梔池支群と、少し離れて高根(たかね)に確認されている一基を含めて総数二四基以上がある。昭和六二年から翌年にかけて吉名古窯跡の明神池(みようじんいけ)運動場用地内の調査が実施され、灰釉陶器を焼成した三基の窖窯の実態が明らかになった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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