宮古木村(読み)みやこぎむら

日本歴史地名大系 「宮古木村」の解説

宮古木村
みやこぎむら

[現在地名]新発田市宮古木

小戸おど村の北、西北流する加治かじ川の右岸に位置し、対岸江口えぐち村。はじめ村上藩領で、元和四年(一六一八)の堀主膳宛堀直寄知行宛行目録(新潟大学蔵)に村名がみえ、一八三石九升余(物成三九石九斗余)。万治二年(一六五九)検地帳(新発田市史資料)によると大友組に属し、本田畑一一町七反二畝余で一〇六石六斗余、新田一町二反余で一五石八升余。本田畑には上田・上畑がかなりあるが、寛文八年(一六六八)の田畑永荒改帳(同資料)には字川前・川原・かけノ下などにある田畑計三町一反余・高二六石六斗余が書上げられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android