宮始(読み)みやはじめ

精選版 日本国語大辞典 「宮始」の意味・読み・例文・類語

みや‐はじめ【宮始】

〘名〙
① はじめて皇居神社をつくること。
※叢書本謡曲・伏見(1558頃)「いにしへの宮はじめ、伏見の夢をおぼすなよ」
② はじめて后(きさき)の位につくこと。
※能因本枕(10C終)九二「みやはしめの作法獅子狛犬大床子などもて参て、御帳の前にしつらひすゑ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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