宮室村(読み)みやむろむら

日本歴史地名大系 「宮室村」の解説

宮室村
みやむろむら

[現在地名]下仁田町宮室・下郷しもごう

西部から北境を南牧なんもく川が北東流し、北は風口かざくち村、東は大桑原おおくわはら村、南は青倉あおくら村と小沢おざわ(現南牧村)に接する。近世はおおむね幕府領。寛文郷帳には「宮諸村」とあり、高五四石余はすべて畑方。元禄郷帳では枝村に大萱おおがや村を記す。寛政三年(一七九一)の洪水被害書留(関文書)によると反別一一町五反七畝余。同年八月の大雨で大積り二町の被害を受けたが百姓家は無事であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android