宮山田村(読み)みややまだむら

日本歴史地名大系 「宮山田村」の解説

宮山田村
みややまだむら

[現在地名]上河内村宮山田

鬼怒川右岸に位置し、東境羽黒はぐろ山、北は同川を境に塩谷郡風見山田かざみやまだ(現塩谷町)近世は初め宇都宮藩領、慶長六年(一六〇一)家臣奥平左兵衛の給地となる(「家中系図」奥平文書)。寛延二年(一七四九)下総佐倉藩領、明和元年(一七六四)再び宇都宮藩領となり幕末に至るが、天明三年(一七八三)より八年までは幕府代官飯塚伊兵衛預地となる(「組合十一ヶ村高改諸事覚帳」篠崎多重文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android