宮本慎也(読み)みやもとしんや

知恵蔵mini 「宮本慎也」の解説

宮本慎也

プロ野球選手(三塁手、遊撃手、二塁手)。1970年11月5日、大阪府吹田市生まれ。176センチ、70キロ。右投げ右打ち。PL学園から同志社大学に進み、90年、春季の関西学生リーグで首位打者となる。94年、ドラフト会議を経てヤクルトスワローズ(現・東京ヤクルトスワローズ)に入団。97年、ゴールデングラブ賞を受賞。2000年、初の打率3割を記録。01年、シーズン犠打数日本一を記録(67犠打)。05年、日本プロ野球選手会会長に就任。09年よりコーチ兼任となる。11年4月、セ・リーグ最年長記録となる「初の月間MVP受賞」を達成(40歳5カ月)。同年、初めてベストナインに選ばれ(セ・リーグ最年長記録)、ゴールデングラブ賞も受賞した(両リーグ最年長記録)。12年5月、41歳5カ月でプロ通算2000安打を達成(両リーグ最年長記録)。日本代表としては、04年のアテネ五輪(キャプテン)、06年のWBC、08年の北京五輪(キャプテン)に出場。13年8月26日、同季限りでの現役引退を発表した。同日までの通算成績は、2121安打、犠打408、犠飛29、打率.282、ゴールデングラブ賞10回。

(2013-8-27)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮本慎也」の解説

宮本慎也 みやもと-しんや

1970- 平成時代のプロ野球選手。
昭和45年11月5日生まれ。内野手,右打げ右投ち。PL学園高(昭和62年春・夏の甲子園優勝),同志社大,プリンスホテルをへて,平成7年ヤクルトスワローズ(現東京ヤクルトスワローズ)に入団。8年よりレギュラーとなり,13年にはシリーズ最多犠打67を記録。16年アテネ五輪・20年北京五輪の日本代表チーム主将,18年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表。17-20年日本プロ野球選手会会長。ゴールデングラブ賞9回と華麗な守備で知られる。24年2000本安打を達成。25年現役引退。通算記録は2133安打,打率2割8分2厘,578打点,408犠打。大阪府出身。

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