守備(読み)シュビ

デジタル大辞泉 「守備」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐び【守備】

[名](スル)
敵の攻撃に対して味方を守るべく備えること。「要塞ようさい守備する」「守備隊」
競技などで、自分領域を守り、相手得点を与えないようにすること。「九回裏の守備につく」⇔攻撃
[類語]守る防衛防御自衛固守死守

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精選版 日本国語大辞典 「守備」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐び【守備】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 自軍をまもり、敵の攻めにそなえること。そなえ。まもり。⇔攻撃
    1. [初出の実例]「氏規不已、撤守備、約封土事」(出典日本外史(1827)一〇)
    2. 「これ丈では守備(シュビ)が不足なので幕府は外様の大名に」(出典:大塩平八郎(1914)〈森鴎外〉一〇)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐成公元年〕
  3. 試合、競技などで相手の攻めにそなえ、まもること。⇔攻撃
    1. [初出の実例]「守備の点に於ては、堪能の士頗る多し」(出典:最近野球術(1905)〈橋戸信〉バッティング)

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普及版 字通 「守備」の読み・字形・画数・意味

【守備】しゆび

まもる。

字通「守」の項目を見る

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