精選版 日本国語大辞典「守備」の解説
しゅ‐び【守備】
〘名〙
① 自軍をまもり、敵の攻めにそなえること。そなえ。まもり。⇔攻撃。
※日本外史(1827)一〇「氏規不レ得レ已、撤二守備一、約二封土事一」
※大塩平八郎(1914)〈森鴎外〉一〇「これ丈では守備(シュビ)が不足なので幕府は外様の大名に」 〔春秋左伝‐成公元年〕
② 試合、競技などで相手の攻めにそなえ、まもること。⇔攻撃。
※最近野球術(1905)〈橋戸信〉バッティング「守備の点に於ては、堪能の士頗る多し」
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