宮田鉱山(読み)みやたこうざん

日本歴史地名大系 「宮田鉱山」の解説

宮田鉱山
みやたこうざん

[現在地名]協和町荒川

元文二年(一七三七)の記録に、湯埜沢ゆのさわ銅山大鍋倉おおなべくら古銅山・足倉沢あしくらさわ古銅山・成土石せどいし古銅山・安藤滝見立あんどうたきみたて銅山の五ヵ所を合わせて宮田銅山と称していた(秋田領内諸金山箇所年数帳)。元文二年まで土崎湊つちざきみなと商人の受山であったが、同年藩の直山となった。同期には炭木山として西長野にしながの(現角館町)大水無沢おおみずなしさわ南長平みなみながたいら務沢頭つとめさわがしらより下の峰限り、郷中取立林の西長野村天井畑てんじようはた山・南長平嶺切水落次第が指定された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 土崎湊 はた サワ

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む