家業株(読み)かぎょうかぶ

精選版 日本国語大辞典 「家業株」の意味・読み・例文・類語

かぎょう‐かぶカゲフ‥【家業株】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「株」は、営業上または職業上の特権のこと ) 先祖代々の職業として許された営業権。売買貸借の対象とされた。
    1. [初出の実例]「親の代より譲請(ゆづりうけ)し家業株(カギャウカブ)、町屋敷・諸道具・衣類なんどを押し流され」(出典談義本・風流志道軒伝(1763)四)

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