宿直蟇目(読み)トノイヒキメ

デジタル大辞泉 「宿直蟇目」の意味・読み・例文・類語

とのい‐ひきめ〔とのゐ‐〕【宿×蟇目】

武家の寝所仕候の宿直の際、夜間警戒のために射る、音の出る蟇目の矢。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「宿直蟇目」の意味・読み・例文・類語

とのい‐ひきめとのゐ‥【宿直蟇目】

  1. 〘 名詞 〙 宿直の際に用いる蟇目の矢。
    1. [初出の実例]「四門に十二人の番衆を居(すへ)て、毎夜宿直蟇目(トノイヒキメ)をぞ射させける」(出典太平記(14C後)三二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む