宿直蟇目(読み)トノイヒキメ

デジタル大辞泉 「宿直蟇目」の意味・読み・例文・類語

とのい‐ひきめ〔とのゐ‐〕【宿×蟇目】

武家の寝所仕候の宿直の際、夜間警戒のために射る、音の出る蟇目の矢。

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精選版 日本国語大辞典 「宿直蟇目」の意味・読み・例文・類語

とのい‐ひきめとのゐ‥【宿直蟇目】

  1. 〘 名詞 〙 宿直の際に用いる蟇目の矢。
    1. [初出の実例]「四門に十二人の番衆を居(すへ)て、毎夜宿直蟇目(トノイヒキメ)をぞ射させける」(出典太平記(14C後)三二)

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