寄倒(読み)よりたおし

精選版 日本国語大辞典 「寄倒」の意味・読み・例文・類語

より‐たおし ‥たふし【寄倒】

〘名〙 相撲のきまり手の一つ。右、左または両差し、あるいは両上手となり相手の体と自分の体をぴったりくっつけ前か横に寄り進み、相手を土俵内外に倒す技。
朝野新聞‐明治二五年(1892)一月七日「大相撲〈略〉綾浪(ヨリタオシ)大纏

より‐たお・す ‥たふす【寄倒】

〘他サ五(四)〙 相撲で、四つに組んで相手を土俵ぎわまで押しつめて、土俵内外に倒す。
※朝野新聞‐明治二五年(1892)一月八日「大相撲〈略〉左手に力を込め寄り倒して朝の勝」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android