寄合百貨店(読み)よりあいひゃっかてん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「寄合百貨店」の意味・わかりやすい解説

寄合百貨店
よりあいひゃっかてん

協業スーパー寄合スーパーともいう。異なる業種小売店が集合して百貨店方式の経営をしているもの。いわば,専門店が集って百貨店となっているもので,中小企業振興事業団法 (昭和 42年法律 56号) のなかで,小売商業店舗共同化事業といっているもの。原則として,百貨店法 (昭和 31年法律 116号) の規制を受ける。多数の店舗が共同化することで大きな売場面積を生み出し,他の大型店舗に対する競争力を確保するものである。店舗全体としての統一性を保つため一定の営業ルールを設定し,催事なども共同で開催している。しかし,個々の売場は各小売店ごとの独立採算であり,運営の責任は個々の事業者となる。

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