富光村(読み)とみつむら

日本歴史地名大系 「富光村」の解説

富光村
とみつむら

[現在地名]吉井町八和田やわた

筑後川中流左岸の微高地に位置し、橘田たちばなだ太田おおた名・庄園しようぞの名などと隣接する。富満村とも記す(筑後地鑑)。本高は一二石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」では古高三〇石・役高五二石。寛政元年(一七八九)の撫斗代八斗(上三郡取調手鑑)。享和二年(一八〇二)の春免高帳では高五二石、文化四年(一八〇七)の畝付帳では本田一町五反余・開田一反余・畑二町七反余・居屋敷六畝余。旧高旧領取調帳によると高三五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android