富士写真フイルム[株](読み)ふじしゃしんフイルム

百科事典マイペディア 「富士写真フイルム[株]」の意味・わかりやすい解説

富士写真フイルム[株]【ふじしゃしんフイルム】

カラーフィルム国内シェア70%のフィルムメーカー。1934年大日本セルロイド(現ダイセル化学工業)から独立感光材料,カメラ,光学機器,磁気テープ,液晶材料などを多角生産。近年急速に進展しているカメラのデジタル化にも対応したため,デジタルカメラでも成功。2006年持株会社制に移行し,社名富士フイルムホールディングスと変更,その子会社として富士フイルム富士ゼロックスを置く体制となった。本社東京,工場足柄,小田原,富士宮ほか。2011年資本金403億円,2011年3月期売上高2兆2170億円。売上構成(%)は,イメージングソリューション15,インフォメーションソリューション41,ドキュメントソリューション44。海外売上比率53%。
→関連項目シングルエイト富士ゼロックス[株]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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