日本大百科全書(ニッポニカ) 「富岡(徳島県)」の意味・わかりやすい解説 富岡(徳島県)とみおか 徳島県中東部、阿南(あなん)市の中心地区。旧富岡町。古くは牛牧荘(うしまきしょう)の地で、戦国時代には守護細川氏の臣新開(しんかい)氏の牛岐城(うしきじょう)(富岡城)があり、徳島藩政初期には阿波(あわ)九城の一つに数えられた。那賀(なか)川河口にあり、阿波南方(みなみかた)の押さえの地であった。国道55号、JR牟岐(むぎ)線が通じ、河口には富岡港がある。[高木秀樹][参照項目] | 阿南(市) 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例