富樫常治(読み)とがし つねじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富樫常治」の解説

富樫常治 とがし-つねじ

1877-1956 明治-昭和時代前期の農業技術者。
明治10年2月14日生まれ。42年神奈川県農業技師,昭和9年神奈川県農事試験場長となる。梨の菊水,八雲,桃の富士,白鳳新種や相模半白キュウリなどを開発し,「県園芸の父」といわれた。昭和31年5月16日死去。79歳。山形県出身。東京帝大卒。著作に「神奈川県園芸発達史」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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