寒玉(読み)かんぎょく

精選版 日本国語大辞典 「寒玉」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぎょく【寒玉】

  1. 〘 名詞 〙 美しい玉。多く、詩文で、清らかな容貌、声、水、月などをたとえていう。
    1. [初出の実例]「琢磨寒玉声々麗 裁制余霞句々侵」(出典:菅家後集(903頃)見右丞相献家集)
    2. [その他の文献]〔韋応物‐五絃行〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android